KOYO | TYLÖSauna Sales & Installation
Column
Topコラム自宅サウナの小物

自宅サウナの小物

執筆:榎(水回り施工40年・KOYO代表)公開:2026年10月

サウナを買うと決めると、次に出てくるのが小物です。ハット、砂時計、温度計、バケツ、アロマ……全部そろえると、本体とは別にけっこうな金額になります。先に結論を言うと、最初に要るのは3つだけです。あとは入ってみてから決めて間に合います。売る側の立場で、要るものと後回しでいいものを正直に仕分けます。

1.結論:最初に要るのは3つだけ

サウナの小物は種類が多く、並べて見ると全部必要に思えてきます。でも、入るたびに使うものは多くありません。最初にそろえるのは、この3つです。

  • 時間を測るもの——砂時計でも時計でも構いません
  • 温湿度計——設定した温度と、座った場所の実際の温度は別物です
  • タオル——座る場所に敷く、汗を拭く、頭に巻く。一番出番が多い道具です

そのほかは、ロウリュをするかどうか、髪が気になるかどうかで要不要が分かれます。小物はあとからいくらでも足せます。本体の機種や電気工事のほうが、あとから変えにくい。順番としては、小物は最後です。

2.要る3つ——時間・温度・タオル

時間を測るもの。自宅は、出るタイミングを自分で決めるぶん、時計がないとつい長居します。デメリットのコラムにも書いたとおり、自宅ならではの弱点です。家で毎日入るなら1回8〜12分、1セットが目安なので(サウナの入り方)、それを測れれば何でも構いません。TYLÖ純正の砂時計は価格表で22,000円です。スマホを室内に持ち込んで測る方法もありますが、熱いので私は勧めません。

温湿度計。ヒーターの設定温度と、自分が座っている高さの実感は一致しません。熱い空気は上に溜まるからです(サウナの温度は何℃がいい?)。数字が見えると、「今日は熱すぎる」「まだ温まっていない」を勘ではなく判断できます。純正は価格表で温度計・湿度計が別品目、いずれも20,900円です。

タオル。直接座らない、汗を拭く、必要なら頭に巻く。サウナ用の高価なものは要りません。家にある普通のタオルで足ります。何枚か多めに用意しておくと、毎回洗わずに済んで楽です。

3.ロウリュをする人だけ要るもの

ロウリュは、熱したサウナストーンに少量の水をかけて蒸気を出す楽しみ方で、ドライサウナでできます。しない人には、この章の道具は全部要りません。ロウリュをしない日のほうが多い、という人もいます。やるとなったら、次のものが関わってきます。

  • バケツとレードル(柄杓)——水を入れる容器と、すくってかける道具。純正は価格表でバケツ30,800円、レードル20,900円です。機能だけなら代わりのものでも用は足りますが、熱で変形しない素材かどうかは確かめてください
  • サウナストーン——ヒーターに載せる石です。これは小物というより消耗品で、ロウリュをすると少しずつ割れて細かくなります(お手入れと寿命)。価格表では1ケース7kgが14,300円、20kgが25,300円です
  • 専用のフレグランス——水に薄めて使います。香りの選び方と使い方は使い方ガイドにまとめました。ここは自己流にせず、専用品を手順どおりに

水をかけずに香りだけ足したい人には、ヒーターの上に置くJEWELという小箱があります。水200mlとアロマを入れるステンレス製で、価格表は27,500円です。

職人からひとこと
ロウリュは一気にかけると体感温度が跳ね上がります。道具をそろえる前に、まず少量ずつ試せる環境かどうかを。体験できる機会があれば、先に触ってみるのが一番確実です。

4.後回しでいいもの

なくても入れるもの、入ってみて「欲しい」と思ってから買えばいいものです。

  • サウナハット——髪を熱から守りたいなら、濡らしたタオルで足りることが多いです。まずタオルで試して、物足りなければ買う。理由は女性とサウナに書きました
  • 照明(シルエットライト)——木で覆ったLED照明で、価格表では55,000〜126,500円です。なくても入れます。ただ、あとから足す場合に壁や天井の工事が別に要るかどうかは、機種と仕上げで変わります。つけるつもりがあるなら、最初の打ち合わせで言ってください。灯りの選び方は内装とデザインへ
  • 休憩用の椅子——サウナ室の外で休む場所の話です。まず脱衣所に椅子が1脚あれば足ります(サウナの入り方)

こうして見ると、「サウナ好きなら持っていそうなもの」の多くは、後回しにして困りません。道具を先に買いそろえるより、1回入ってから決めたほうが無駄が出ません。

5.スチームの場合は何が変わるか

スチームサウナには熱したストーンがないので、ロウリュ用のバケツ・レードル・ストーンは関係ありません。時間とタオルの出番は同じです。

一方で、見落としやすいのが室内の椅子です。価格表の注記に、VISTAとPANACEAには椅子・RGBライト・防水パン・床は含まれず、別途オプションと書いてあります。座る場所は使い心地に直結するので、スチームルームを選ぶ場合は、入る前に何を座面にするか決めておく項目です。参考までに、価格表の小物欄にあるスツールは、PIXEL STOOL(黒)が99,000円、WHITE STOOL 35が198,000円、WHITE STOOL 66が253,000円です(どれがどのルームに合うかは、お問い合わせください)。

6.純正か、ほかのものか

正直に言うと、バケツ・レードル・温湿度計・砂時計といった道具は、純正でなくても用は足ります。純正の価格は、機能だけで比べれば高めです。

それでも純正を選ぶ理由は、見た目の統一です。TYLÖのBRILLIANTアクセサリー(アクセサリのページ)は、ロゴ入りで色は黒とシルバー、バケツ・レードル・温湿度計・砂時計のシリーズでそろいます。毎日目に入る場所なので、そこを気にする方には意味があります。気にならないなら、ほかのもので全く問題ありません。

ただし、ヒーターの近くで熱を受ける物と、ロウリュの水や香りに触れる物は、メーカーの指定どおりに使うのが前提です。ここは自己流にしないでください。

7.まずやること

  1. 1回に入る時間を決める——8〜12分を目安に、測るものを1つ選ぶ
  2. 温湿度計を1つ——座る高さの感覚と数字を見比べる
  3. タオルを用意する——家にあるもので十分
  4. ロウリュをするか決める——する人だけ、バケツ・レードル・ストーン・フレグランスを
  5. それ以外は入ってから——ハット・照明・休憩用の椅子は、必要と感じたときで間に合います

実際の部屋で何を置くかは、体験してみると見えてきます。新横浜のショールームで体験できます(予約制)。置けるかどうかの相談だけでも、写真1枚から始められます。

※本記事は一般的な考え方をまとめたものです。記載の価格は価格表の掲載値(税込・本体価格)で、変更になる場合があります。最新の価格・在庫は価格表またはお問い合わせでご確認ください。具体的なご相談はこちらから。

Related

あわせて読む

うちに置けるか、から聞いてください。

小物の選び方も、置けるかどうかの相談も、写真一枚から構いません。水回り施工40年の職人がお答えします。

無料で相談する →