サウナ選びというと、つい機種やヒーターの話ばかりになりがちです。でも実際に毎日過ごすのは、その「部屋の中」。同じTYLÖ(ティーロ)のヒーターを入れても、木材・照明・レイアウトの選び方ひとつで、空間の印象はまったく別物になります。ここでは落ち着いた暗め(ダーク)と、抜け感のある明るめ(ライト)——2つの実例を並べながら、自分の家に合う内装の決め方を整理します。
「サウナ=木の壁の四角い部屋」というイメージは、半分だけ当たっています。骨格は確かに木ですが、木の色・張り方・照明の当て方・床材・ガラスの入れ方で、同じ広さでも受ける印象は大きく変わります。ホテルのような落ち着いた空間にもできれば、北欧のサウナ小屋のように明るく抜けた空間にもできる。
KOYOは新横浜のショールームにも実機を置いていますが、機種が同じでも「暗め」と「明るめ」で座ったときの気分がまるで違う、というのはよく言われます。ここは好みがはっきり出るところなので、最初に方向を決めておくと後がスムーズです。
暗めのサウナは、こもる感じ・没入感が持ち味です。濃いめの木や、アクセントに入れたダークタイル、そして直接光を見せずに壁づたいに流す間接照明。これらが合わさると、灯りを落としたバーのような、落ち着いた空間になります。
明るめのサウナは、抜け感・清潔感が持ち味です。淡い色の木肌に、ガラスの間仕切りから入る光。写真ではヘリンボーンの床と、足元にまわしたグリーンの灯りが、北欧のあたたかい空気をつくっています。同じ広さでも、暗めより一回り広く感じられるのがこのトーンです。
暗め・明るめのどちらでも、空間の印象を最後に決めるのは照明です。天井から一灯を煌々と点けるのではなく、光源を見せずに壁や床づたいに流す——この「間接照明」が入るかどうかで、量販店のサウナと、設計された空間の差が出ます。
照明は「あとから足す」のが難しい部分です。壁や天井の中に配線を通すので、内装を組む段階で決めておくのが基本になります。
サウナの内装は、見た目だけでなく肌が触れる素材でもあります。ベンチや背もたれは、熱くなりすぎず、ささくれの出にくい樹種を選びます。壁と床、ベンチで木を変えると、同じ空間の中に濃淡が生まれて、のっぺりしません。
色のトーンは、暗めなら濃いめの木+ダークな面材、明るめなら淡色の木+白っぽい面材、と揃えていくと失敗しにくいです。迷ったら、実物の木を見て触って決めるのが確実です。
ひとこと
色や素材の見え方は、照明と広さでかなり変わります。カタログの色だけで決めず、新横浜のショールームで実機を体験していただくのが、いちばん確実です(予約制)。
内装のトーンは、広さとも関係します。狭いスペースを暗めでまとめると、こもる良さと引き換えに窮屈に感じることがあります。逆に明るめ+ガラスの間仕切りは、狭さを感じさせにくい。どのくらいの広さで置けるのかから先に押さえておくと、内装の方向も決めやすくなります。
必要な広さは「家庭用サウナに必要な広さ」のコラムに、機種ごとの選び方は「TYLÖサウナの機種の選び方」にまとめています。
迷ったときの、ざっくりした目安です。
正解はありません。毎日入りたくなるのはどっちか、で選んで大丈夫です。選び方診断も、方向を決める手がかりになります。
KOYOは1985年創業、水回り・ユニットバス施工を40年続けてきた工事会社で、職人12名が在籍しています。だから、既製のサウナ室を置くだけでなく、木の色・張り方・照明・ガラス・床材までを、間取りに合わせて造作できます。「この写真みたいな暗めにしたい」「浴室の明るさに合わせたい」——そういう相談から入っていただけます。
順番はこうです。
販売から設計・据付・アフターまで自社一貫で対応します。総額は現地調査のうえ最初に提示し、後から追加請求はしません。
※本記事は一般的な考え方をまとめたものです。掲載の施工例は仕様の一例で、実際の内装は機種・広さ・現場条件によって変わります。正確な仕様は製品ページ・価格表をご確認ください。具体的なご相談はこちらから。